│NANDゲート https://hexgleam.com/jp ゲームプログラマの日常 Mon, 22 Jun 2020 05:47:14 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.5.3 スマホなどの充電器は使わない時、コンセントから抜くべきか https://hexgleam.com/jp/blog/ac-power-adapter-explanation/ https://hexgleam.com/jp/blog/ac-power-adapter-explanation/#respond Mon, 22 Jun 2020 05:47:13 +0000 https://hexgleam.com/jp/?p=752 よく「使わない機器はコンセントから抜くべき」と聞いていますが、たまに使う物ならともかく、スマホ、タブレットなどの充電器がほぼ毎日使いますので、いちいちコンセントを抜くのは面倒と感じる人も少なくないと思います。

スマホの充電器は毎回抜いたほうが良いかを理解するために、まずは充電器に何があって、刺したままだと何が起きるかを説明します

充電器の中身

スマホなどの電子機器の電源として、低圧直流電が必要です。コンセントの交流電源を低圧直流に変換する機器が電源アダプター。

電圧を変換ため、昔はシンプルなトランスを採用していましたが、今の時代となって、スマホ、タブレットの充電器、そしてモニターやルーターなどの電源アダプターを含めて、ほぼすべてが「スイッチング方式」を採用しています。

ac adapter
トランス方式の電源アダプター
ac adapter
スイッチング方式の電源アダプター

厳密にいうと、スイッチング方式の電源アダプターにもトランスがありますが、一番の違いはトランスに入力する電流にあります。

トランス方式はコンセントからの交流をそのままトランスに入力しているに対して、スイッチング方式はまずコンセントからの交流を直流に変換して、電子回路で制御されたスイッチで断続的な高周波電流を作ってトランスに入力しています。

トランスの効率は入力電流の周波数に関わっていて、周波数が高ければ高いほどトランスの効率が良くなり、小型なトランスで大きなパワーを変換できるので、スイッチング方式の電源アダプターにもトランスがあるとはいえ、トランス方式のアダプターよりはるかに小型です。

また、トランス式だととある電圧を出力するために、特定の電圧を入力しないといけない(例えば100V)に対して、今のスイッチング方式のアダプターは100V~240Vまで、幅広く対応できるものが殆どです。

これはスイッチング方式ではトランスへの入力が電子制御されているため、入力電圧が変わっても、必要分だけスイッチを通して正確にトランスに入力できるためです。

水を汲むことで例えると、トランスは大きな桶で一定な速度で汲むに対して、スイッチング方式は小さな柄杓で 必要な分だけ 高速に汲むというイメージです。

抜かないとどうなる

昔のトランス式アダプターはコンセントに刺せば使わなくても一次コイルに電流が流れ、数ワットの電気を消費し続けます。消費した電気が熱となり、コイルの劣化を加速する効果もあって、それ故に短絡または発火の事例がたまに起きていました。

スイッチング方式になると、トランスに流れる電流はスイッチで制御しているため、使わないときはコンセントに刺したままでもスイッチが動作しないので、トランスに電流がほぼ流れません。

また水を汲む例として、水がいらなくなったら水を汲む柄杓も動作しなくなります。(厳密的には出力側のコンデンサーに蓄積した電圧が自然放電で下がるので、非常に小さな電流で補充し続け、トランスにごくわずかな電流が流れています)

スイッチが切断されて、トランスが電気を消費しない=熱を発生しないので、抜いても抜かなくても同じですので、スマホなどで採用されているスイッチング式アダプターは
「抜かなくてもいい」という結論に至った。

抜けいない充電器もある

そもそも、USBポートがついている電源タップもどんどん増えています。

このような電源タップはアダプターを内蔵しているため、「抜く」こと自体ができません。

さらに、壁コンセントにもUSBが付き始めており、壁コンセントに埋まれたDCアダプターは一生通電したままの前提で作られています

テレビ、オーディオ機器は抜いたほうがいいです

スイッチング式電源アダプターはメリットしかないわけではありません。
一番致命的なメリットは出力の電流にノイズが乗っていることです。トランスはコンセントからのAC電源をそのまま流れているに対して、スイッチング式アダプターはスイッチの断続で制御しているので、スイッチの接続、切断時にどうしてもノイズが発生します。

そのため、ノイズに敏感なテレビなどはまだまだトランスを採用しています。特にオーディオ機器では電源のノイズが音のノイズに直結しているので、大型トランスを使用しているのがほとんどです。

このような機器を刺しっぱなしにすると電気の無駄ですし、発火のリスクも低いものの確実に存さいしていますので、使わないときはコンセントから抜いたほうが無難でしょう。

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[雑記vs特化]ジャンル別にブログを分けるべきか自分の事情に合わせて真剣に考えた https://hexgleam.com/jp/blog/monthly-report-2020-5/ https://hexgleam.com/jp/blog/monthly-report-2020-5/#respond Tue, 09 Jun 2020 05:18:06 +0000 https://hexgleam.com/jp/?p=743 雑記ブログ特化ブログのメリット、デメリットについての話はいっぱいありますが、実際どちらかを選ぶことになると、やっぱり決断する難しい。

このブログは最初から日常生活を記録する雑記ブログとして立ち上げたが、いつの間にか自分が得意なIT分野に偏った特化ブログにりました。

しかし自分は最近他の事にハマってしまい、IT分野でアウトプットできる物も減ってきたし、安定更新のためでも、最近ハマっていることを記録するためでも、やっぱり別のジャンルの記事も書きたいと思ってきました。

そのため、最近はジャンルを増やすべきか、そしてジャンル別にブログを分けるべきかについて真剣に考えてみました。

職業として運営しなければ特化ブログは難しい

特化ブログとは、特定のジャンルだけを扱う専門的なブログのこと。何か特定のジャンルに絞って記事を書いて、記事の方向性が明確です。

特化ブログのメリット

特化ブログの一番のメリットはサイトの成長速度が速いこと。

1つのジャンルに絞って記事を書くと、客層が全員そのジャンルに興味のある人となり、コミュニティーが形成しやすい。

また、SEOの面でも専門性の高いブログだと認識され、そのジャンルに関わるキーワードでは検索上位を取りやすくなります。

特化ブログを運営するのは難し

特化ブログなら記事の方向性が決まっているし、ネタに迷わないから運営が楽だと思われるかもしれないが、実はそうではありません。

特定のジャンルの記事しか書けないので、最初の頃はいっぱい書きたいことがあったとしても、段々とネタがなくなってしまいますので、ただの「書きたい」だけでは続いていけません。

人間は1つのジャンルにしか興味を持たない、しかもずっとこのジャンルに没頭することがほぼあり得ないので、「仕事」として運営しない限り、特化ブログを更新し続けるのは現実な話ではないと思います。

実際に成功している特化ブログを見ればわかると思いますが、殆どが事業として毎日商材、情報を収集して、テンプレートで記事を量産するというパターンで運営しています。

ブログを始めた人の80%パーセントは3か月も続かないという現象がありますが、
何かにハマって、記事を書いてアウトプットしたいからブログを開設して、数十記事を書いて、ネタがついたらブログ止めたというパタンも少なくないと思います。

実際自分もこのパターンにハマりそうでした。よく考えた結果、自分は仕事としてブログを書く人ではないので、1つのジャンルに絞って書くのが無意味だと判断しました。
ジャンルを増やそう!

ブログを複数運営する可能性

それではジャンルを増やしたら1つのブログが良いか、或いは複数のブログに分けて、それぞれ運営する方が有利かを調べて、考えてみた。

複数ブログ運営のメリット

複数ブログを運営すると、それぞれのブログが高い専門性(いわゆる特化ブログ)を保てながら、運営者が複数のジャンルで発信できます。
特化ブログのメリットを取りながら、複数のジャンルで記事を書けるのが美味しそう。

また、リスクの分散にもなります。
ここでいうリスクはGoogleのアルゴリズム変動やペナルティなどで検索順位が大幅に落下すること、または何かの理由でブログがBANされてしまうことです。
ただし、常識範囲で運営すればこういったことが滅多にないので、まぁ、考えなくても良いかと思います。

複数サイトを運営することはデメリットもあります

複数ブログを運営するのは理論上理想的な展開ですが、実際そう上手くいかないケースが多いようです。
その理由は複数サイトを運営すると、どちらも中途半端になりがちです。

同じ量の記事を書いても、複数のサイトに分けて投稿するとそれぞれのサイトの更新頻度が下がります。
本来は結構のボリュームを書いたのに、分散されたせいでどちらも更新頻度の低い小さなブログになってしまい、ドメインがなかなか成長しません

特に時期によって、どうしてもどちらかのジャンルに偏って記事を書くことが多いので、1つのブログだけ更新して、他のブログが放置状態になりがちです。

しかも記事更新どころか、複数のサイトを管理する自体もなかなかの負担ですので、サラリーマンにはやっぱりハードルが高い。

趣味でブログを運営する個人ブロガーとして、やっぱり元から限られた少ないパワーを1つのサイトに集中したいので、複数サイト運営は断念することに決めました

雑誌ブログを目指してGO

ブログの個性を捨てて、何でも的な雑記ブログにしたくないなぁ~、と悩んでいる間、「雑誌ブログ」という概念を見つけました。

雑誌ブログでは、雑誌のようにジャンルを複数あるものの、3~5個ぐらいにを絞って、それぞれ異なるテーマの下で並列に運営するイメージです。

雑誌ブログならすべての記事が1つのドメインに集約され、ドメインを成長させやすいし、運営も1つのサイトだから負担が増えないので、今のところ理想な形だと考えています。

なので、いろいろ考えた結果、このブログにも新しいジャンルの記事を導入して方向転換して再出発することを計画しています。お楽しみ。

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[2020-4]月次レポート:ブログを1っか月放置したらどうなるか試してみた https://hexgleam.com/jp/blog/monthly-report-2020-4/ https://hexgleam.com/jp/blog/monthly-report-2020-4/#respond Mon, 04 May 2020 09:04:20 +0000 https://hexgleam.com/jp/?p=732 ブログを始めて4か月目。

今月はあえて更新せずに1っか月ほど放置して、PVが以前のように増え続けるか、減るか、あるいは伸びが止まるか検証してみました。

久ぶりに記事を書いて、またブログを立ち上げる最初の頃に戻ったようで、懐かしい。

放置したブログはGoogleに評価されるか

結論から言うと、短期間(数か月)の放置は全然問題ありません

ある程度価値のある記事があれば、ブログの更新を中止してもそれらの記事がどんどん読まれるし、特に新規ドメインのブログならドメインの評価も時間に連れて上がりますので、検索順位が上がり、検索流入も増えます。

4月中の検索状況はこんな感じ。
検索流入
4月中は全然ブログを触ってなかったけど、順調に右肩上がり。

検索流入が大幅に増加

4月中は記事の更新がないだけではなく、SNSでの拡散、被リンクを増加するための活動などを全部中止しました。

その結果、SNSからのアクセスがほぼ0に戻り、被リンクからのPVも減りました。それでもPV数が上がるのはほぼすべてGoogle検索流入のおかげです。

Googleは具体的にどんなアルゴリズムで検索順位を決めているかは公表されていませんが、公式ブログから検索順位を上げるためのガイドラインを一部公表しています。

Google検索ガイドライン

このガイドラインに様々な項目がありますが、ブログが安定して続く実績が要素の1つになっています。
ブログを放置している間、正常にアクセスできれば更新はないものの、既存の記事は誰かの役に立つので、動作実績の面では評価されます。

このブログは自宅のサーバーで運営していて、サーバーの管理も1か月間放置していましたが、意外と安定です。

長時間放置はダメかも

自分はまだまだブログの初心者ですので、今回は短期間の放置を検証したものの、長時間放置するとどうなるかはわかりません。
記事の更新、内容の充実がブログの成長のもとですので、やはりなるべく放置せずに更新し続けたほうがいいと思います。

Adsense収益は減少

4月のAdsense収入は減少しました。
クリック数が減ったわけではないので、主なる原因は単価の低下。
3月の決算前では企業が余った予算を広告に多く使って、決算業績を上げようとするため、単価が上がり、その後は下がると前から聞きましたが、今回は実感しました。

ブログ更新再開

4月はコロナ騒ぎでいろいろ大変でしたが、これからは記事を書く暇ができそうですので、5月は記事の更新を再開します。
毎日更新のブロガーさんも大勢にいますが、自分にとって暇ができたら気まぐれで記事を書くほうが好きだし、これこそ続けていけそうです。

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[2020-3]月次レポート:「とりあえず3か月」の3か月がとりあえず過ぎました https://hexgleam.com/jp/blog/monthly-report-2020-3/ https://hexgleam.com/jp/blog/monthly-report-2020-3/#respond Fri, 03 Apr 2020 14:34:56 +0000 https://hexgleam.com/jp/?p=710 「ブログはとりあえず3か月続けろ」

みたいの話はよくありますよね。

このブログも開設して3か月たちましたので、この言葉について自分なりの体験と考えを書いていきます。

ブログ3ヶ月目

まずは今まで通り3か月目の月間レポートです。

Analyticsのデータ

月間PVは1500程度、先月より約50%増加。
特に大きな上昇ではないですが、安定して上がっています。

また、Twitterでの活動を停止したので、殆どが検索流入になります。

この点については評価できると思います。検索の流入は一番安定だし、数も特別にSNSに得意じゃなければ圧倒的に多いはずです。

検索流入

Yahoo、Bingからの検索流入もありますが、90%以上がGoogle。
ブログPV数

SNSでの拡散を停止したのに、PVが50%ぐらい上がったのは検索流入増加のお陰です。

特に3月30日あたりに検索がなぜか爆上げしました。

このブログの記事内容は完全に自分の気まぐれで決めていて、気づいたら一般ユーザーが検索しないIT技術系ばっかりになっているので、正直PVが一般的なブログより少ない気がします。

今回短期間に検索数が大きく伸びたのはこちらの記事のキーワードがなぜか話題になったらしい。

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atx12vo

Adsense収益

Adsenseは先月とほぼ同じの600円未満です,PVが上がっているにも関わらず。
さらに、中に単価300以上のクリックが1つ含まれているので、その個別なケースを除けばもっと悲惨な状況です。

まぁ、それでも母数が少ないから、何とも言えません。

有料テーマを購入しました

ご覧の通り、このサイトは今「THE THOR」という有料テーマを利用しています。

以前利用していたのは同じ会社が作った無料テーマ「LION BLOG」でした。
正直無料の「LION BLOG」でも特に不満はなかったですが、単純に見た目がさらに良くなったのと、これからもアップデートとサポートを受けられるから購入しました。

自分も一応プログラマですので、テーマを自作することも考えていましたが、Web開発の経験がなければ美術設計の知識もないので、勉強の時間と失敗のリスクを考慮して試算したら有料テーマを買った方がお得との結論になりました。

もちろんWeb開発の勉強が目的なら自作も全然いいですが、そうでなければやっぱりプロの仕事はプロの任せるべきですね。本当に自作したら無料の「LION BLOG」にも敵わないと思います。

とりあえず3か月は続けた

ネット上はよく「最初の3か月は流入を期待してはいけない」「3か月過ぎてからが勝負」「3か月100記事がスタートライン」などの説がありますが、実際はどうでしょう。

自分も3か月は続けたので、これらの理論について自分なりの経験と理解を説明します。

ブログはすぐに結果が出ない

これは実証済み。

少なくとも自分にとっては間違いないです。最初の3か月はまともな結果がありませんでした。
特に前の2か月間、検索流入がほぼなく、SNSでの拡散がなければ殆どの日がPVゼロでした。寂しい。

3月からGoogleでの掲載順位が徐々に上げて、検索流入が少しづつ入ってきましたが、まだまだ少ないです。

つまり最初は一番ノリノリの時期なのに、良い記事を書いても見る人はいないという苦しい時期です。

ただし、努力が報われないではなく、すぐには報われないだけですので、この間は良い記事を書くことだけに集中したほうがいいです。

3か月過ぎてからが勝負

これもとりあえず間違ありません。

最初の頃はGoogleにインデックスされているものの、何ページを巡っても出てこない状況ですので、いくらSEOに頑張っても検索流入がほぼ0だし、そもそもユーザーに見られていないので、どうにもなりません。

3か月ぐらい経ったら「このサイトは安定して続けそう」っとGoogleに認識されますので、サイトの評価が向上して、段々と掲載順位も上がっていきます。
ここからは初めて最上位を競争する資格があったといえますので、よりコンテンツの品質に力を入れて、勝負することになります。

3か月100記事がスタートライン

これについては3か月より100記事の方が大事だと思います。

100記事を書いたら毎日更新でも3か月は経っていたので、検索エンジンに評価され始めるし、100記事を書いたらそれなりに記事を書くことに慣れてきて、記事の質が上がるから、初心者から卒業して立派なブロガーになります。

もちろん毎日更新できなかったらそのラインに到達するまでもっと時間がかかるかもしれません。でも続けていけばいずれ到達してますので、興味本位でやるなら急がなくてもいいと思います。

自分は毎日更新できないので、この理論を考えれば3か月は過ぎたものの、これからPVが大きく伸びることに対してあんまり期待できないかもしれません。
この件についてはこれから検証します。

まとめ

3か月過ぎて、単純に検索エンジンの審査期間を考えるならこれから伸びるはずですが、記事数はまだ少ないので、過大な期待はできません。

自分は単純に趣味でブログを運営していて、更新が遅く、キーワード戦略などもないので、PVを期待しても仕方ないですが、PVが増えることは自分の記事がより多くの方に読まれて、認められたことですので、やっぱり増えたらうれしいです。

これからがお楽しみ。

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WordPress 5.4正式版を更新した感想 https://hexgleam.com/jp/blog/wordpress_5_4-review/ https://hexgleam.com/jp/blog/wordpress_5_4-review/#respond Wed, 01 Apr 2020 07:24:47 +0000 https://hexgleam.com/jp/?p=698 2020年3月31日、WordPress 5.4の正式版がリリースされました。

これは2020年の初めてのバージョンアップデートです。

WordPress 5.4 を早速更新してみました

WordPress5.4がメジャーバージョンの更新となりますので、プラグインなどとの互換性が懸念され、ユーザーから手動で更新操作を行わないと適用されません。
更新する前に必ずバックアップを取りましょう。

自分はなるべくプラグインを使わない派なので、いくつかプラグインはあるものの、動作しなくなっても困らないので、さっそく更新してみました。

今回の新しいリリースには多くの機能が満載されており、その多くはWordPressブロックエディターに重点を置いています。

ただし、実際にブログを運営する人として、正直どうでもいい、あるいは使わないだろうという機能もありますので、この記事はすべての変更を紹介する「紹介記事」ではなく、普通のブロガーの視点から、アップデートしてみて使えそうな機能を紹介する「レビュー記事になります。*エディターがデフォルトフルスクリーンで開くようになった、いくつかのボタンの位置が変わったなどの細かい変更は割愛します。

また、結論を先に言いますと:
  • アップデートの内容が多いが、実際の運用でぜひ使いたいという物もあんまりありません。
  • ただし互換性周りの問題がなく普通に使えますので、アップデートして損はないです。

Gutenbergエディターの改善

色んな理由から、Gutenbergエディターはあんまり普及していません。

ただし、Wordpressの調査により、クラシックエディタープラグインのインストール数は速い速度で減少していることから、Gutenbergへの遷移は加速しているようです。

自分も最初はクラシックエディターでしたが、今はGutenbergに移行しました。

今回の更新もその加速をさらに押すため、Gutenbergエディターの改善に注力しています。

新しいブロック

Gutenbergエディターに2つの新しいブロックが追加されました。いずれも実際に使える物だと思います。

ソーシャルアイコン

ソーシャルアイコンブロックは名の通り記事にSNSアイコンを挿入するものです。

ブロック内に追加したいSNSのアイコンを入れて、プラグインを頼らず自分のプロフィールへのリンクを作成できますので便利です。

wordpress social icon

ただし、現在このアイコンにリンクできるのは自分のプロフィールのみ、シェア機能はまだ実装されていませんのでご注意ください

ボタンブロック(Buttons Block)

今までのGutenbergにボタンを設置する「Button Block」がありますが、そのブロックが今回の更新で「Buttons block」になりました。

buttons block

つまり複数のボタンを追加できるようになりました。

また、ボタンの外見のカスタマイズもより自由になり、グラデーション、枠カラーなどのカスタマイズ要素が追加されています。

画像サイズ選択

WordPressに画像を追加する際、デフォルトの設定では解像度の異なるいくつかの画像が自動的に生成され、表示エリアによってWordpressが自動的に最適なサイズを選びます。実際に使用するときにどれを使うかはユーザーからコントロールできません。

通常の記事内画像ならそれで通信量が減り、表示速度が速くなるので、基本的には気にする必要がありません。
ただし、撮影に関する記事やフォトギャラリーなど高画質な画像のみ使用したい場合もあります。

今回のWordpress5.4ではギャラリーブロックを使えば、中に追加する画像のサイスが明示的に指定することが可能になりました。

wordpress select image size

TickTok対応

Youtube動画と同じように、TikTok動画も記事に組み込めるようになりました。

操作はURLをTikTokのブロックに張り付けるだけ、TikTokも利用しているブロガーには便利だと思います。

wordpress tiktok

他にもいろいろ

記事内に他の記事のリンクを入れる「新着記事ブロック」なども変更されたらしいですが。
正直自分はGutenbergを使っているものの、そんなブロックは1度も使ったことがないので、レビューは控えていただきます。

WordPress 5.4が動作するシステム要件

WordPress 5.4は特に最低PHPバージョンなどの変更がないので、今のサーバー環境がそのまま使えると思います。実際にアップデートしても見ても今のところ問題ありませんでした。

ただしWordpressの公式テーマにWordpress本体バージョンとPHPバージョンの記述か追加されました。

例えばWordpress公式の2020テーマのstyle.cssに

Requires at least: 4.7
Requires PHP: 5.2.4

と書いています。

これは将来予定されているテーマ及びプラグインの自動更新のためだと思います。

今のところは気にする必要がありません。

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Amazon「詫び犬」の新しい形式か、謎の「ref=cm_cr_dp_d_show_all_btm」ファイル https://hexgleam.com/jp/blog/cm_cr_dp_d_show_all_btm_file_from_amazon/ https://hexgleam.com/jp/blog/cm_cr_dp_d_show_all_btm_file_from_amazon/#respond Tue, 31 Mar 2020 05:26:25 +0000 https://hexgleam.com/jp/?p=691 本日、PCからAmazonの商品を見たとき、ちょっと面白いバグ(あるいはエラーか)を発見しました。

「コメントをすべて見る」をクリックすると。。。

みんなお馴染みだと思いますが、Amazonの商品ページの下にレビュー欄がありますね。
レビューの多い商品ならいくつかのレビューをピックアップして表示し、最後に「レビューをすべて見る」というボタンがあります。

amazon show all review

ただし、今日たまたまこれをクリックしたら、コメントページにジャンプするではなく、代わりに何かのファイルが落としてきました

ref=cm_cr_dp_d_show_all_btm

ファイル名は「ref=cm_cr_dp_d_show_all_btm」。
何かのバグで、本来開くべきページのhtmlコードだろうなと思っていましたが、拡張子がないのもちょっとおかしいです。
どう見ても不審なファイルですが、あのAmazonだから問題ないでしょうと思い、開いてみたら:

amazon ascii dog

なんだこれ、犬、犬が

Amazonの詫び犬

よく考えたら、Amazonのページに何かのエラーがあったら犬の画像が出来ますので、なんか関係があるかも。

Amazonをよく使う方なら少なくとも一度は見たことがあると思います。

amazon error dog

嫌なエラーページに犬の画像を付けると障害に遭遇したユーザーの怒りを和らげる効果があり、特にプライムデーセールなどアクセスが集中するときに活躍するらしい。

amazon error dog

エンジニアのイースター・エッグ

話を戻して、今度のレビューについてのバグの原因は分からないけど、自分もプログラマですので、アマゾンの犬がこういったテキストファイルの形式で出るのを見たらなんか親切な感じがあります。
実はエンジニアが書いたコードにイースター・エッグみたいな面白いコメント(コードの動作に影響のない文字)を入れるのはちょくちょくあります。

例えばこのような仏様も

buddha in comment

お仏様の加護により、バグなし、仕様変更なしになりますようにっと。

このブログもこの記事中の仏様の加護によりサーバー障害が起きないようになれればいいね

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瓦記録(SMR)ハードディスクの解説と使用体験 https://hexgleam.com/jp/blog/shingled-magnetic-recording-explaination/ https://hexgleam.com/jp/blog/shingled-magnetic-recording-explaination/#respond Sun, 22 Mar 2020 04:50:30 +0000 https://hexgleam.com/jp/?p=682 近年、瓦記録(SMRとも呼ばれます)を使用したハードディスクが徐々に市場を占拠しています。
瓦屋根のハードディスクの原理及び長所と短所については多くの紹介がありますが、いまいちわからない物も多いので、この記事では瓦記録方式の発想記録原理長所と短所、および瓦記録ハードディスクの使用経験について詳しく説明します。

より多くのデータを書き込むために

ハードディスクの記録技術は何回も進化してきました。磁性体を垂直方向に磁化する、ヘリウムを封入してディスクの隙間を減らし枚数を増やすなどの技術を採用していましたが、正直もう限界です

現在、データの記録密度を高め、限られた面積のディスク上でより多くのトラックを記録する唯一の方法は、トラック幅を減らすことです。
トラックの幅は磁気ヘッドによって決定されるため、この問題は最終的に磁気ヘッドのサイズを小さくすることになります。また、データを読み取るための読み取りヘッドは非常に小さくできるため、トラック密度の向上を制限しているのは書き込みヘッドのサイズになります。

データを書き込むために、書き込みヘッドは、ディスク表面の磁性体の磁極を反転させるのに十分な強さの磁場を生成する必要があります。しかし、サイズが小さくなると、磁気ヘッドで生成できる磁場はますます弱くなり、書き込めなくなってしまいます。これは、小さすぎる磁気ヘッドでは十分な磁力線を拘束できないからですので、コイル電流を増やしても補填できません。

この状況に、現在2つのソリューションがあります。

書き込むときの「難易度」を減らす

ディスクプラッター上の磁性体の保持力が弱いほど、磁気ヘッドが磁極を反転させやすくなり、磁気ヘッドのサイズを小さくすることができます。
これは当然です。
ただし、保持力が弱すぎると安定性が低下し、読み出しに影響を与えたり、データが失われたりする可能性があります。

そのため、書き込み中に磁性体の磁気特性を一時的に低下させる方法があればいいなっとHDDメーカーのエンジニアが考えていた。

書き込み中に何らかの方法で磁極を反転させるための「力」(磁性体の保持力)を一時的に減らし、書き込みが完了したら磁性体の磁場保持力を回復させれば、より弱い磁場でデータを書き込むことができますので、ヘッドサイズを小さくして記録密度を上げることができます。

現在、磁性体の磁場保持力を一時的に低下させる理論的に実行可能な方法は、レーザー加熱特定の波長でのマイクロ波照射の2つがあります。

  • レーザー加熱は、2000年にシーゲイトが研究を開始したHAMR記録技術であり、もうそろそろ実用化できそう。
  • マイクロ波照射法は、東芝とWestern Digitalが取り組んでいるMAMR記録技術です。

残念ながら、これらの2つの技術には多くの課題があり、2020年現在はまだ実験段階。

これらの技術を研究していたこの20年の間、ストレージ必要の増大に直面して、賢いエンジニアたちは別のもっと簡単な方法を考え出しました。

斜め駐車

斜め駐車

読み取りヘッドが非常に小さいため、トラックの一部だけでも読み取れればデータを識別できます。

それなら、読み取りヘッドのサイズに応じてトラックを設計できます

下の図のように、トラックを瓦のように重ねて配置して、次のトラックを書き込むときは直前のトラックの半分を上書きしますが、残っている半分だけでも読み取りは可能ですので、一応書き読みができました。
SMRトラック
この記録方法では、トラックが屋根の瓦のように重なって配置されるため、「瓦記録」(shingled magnetic recording) よ呼ばれています。

最大の問題

屋上の瓦と同じく、中間の1枚を交換するには1列の最初からその交換の1枚まで全部剥がして葺きなおす必要があります。

SMRハードディスクでは記録済みのデータを読み取るだけなら何の問題もありませんが、データを変更する場合、書き込みヘッドが「次の行」の既存のデータを破壊するため、後続の各「行」をキャッシュに一旦移動させて、書き換え箇所を書き換えてまたキャッシュから後続のデータを書き戻す必要があります。

1箇所変更でプラッター全体を書き直すことを避けるために、複数のトラックを1つの「バンド」として管理し、バンドの間ではオーバーラップしないようにしていますが、それでもバンド内の残りの部分を再度読み書きする必要がありますので、無駄な書き込みが発生してしまい、これを書き込み増幅現象と言います。

従来のHDDのキャッシュは約64MBに対して、SMRハードディスクは256MBと大容量キャッシュを搭載しているのはこのためです。また、一部SMRを使用しない領域を作って、頻繁に変化するデータを格納する方法も採用されていますが(いわゆるメディアキャッシュ)、それでも頻繁に変更するデータを扱う際の非効率さを根本的に解決することはできません。

これがSMRハードディスクが批判される理由です。

SMRが得意な使用状況

SMRはデータ書き換えが非効率という大きな欠点を抱いていますが、すべてが悪いではありません。
まずはデータ記録密度が高いため、SMRの連続的な書き読み速度は、従来のハードディスクより向上しています。
Seagate SMRベンチマーク
5400rpmのSMR HDDは180MB/sの連続読み取りと書き込みを達成でき、従来の7200rpmハードディスクにも負けません。

客観的に言えば、SMRには低価格、高密度、高連続伝送速度、そして回転数が低い分省電力などの利点があり、同時に、小さな範囲でのデータ変更のコストが非常に大きいという重大な欠点があります。

小規模なデータ書き換えが発生しないなら、SMRは従来のハードディスクよりも優れています。

  • 読み取り専用:写真、ビデオ、音楽を保存するNASなど。これらのファイルは通常、一度書き込めば、ほとんど変更されません。また、削除、変更、および書き換えをしても、これらのファイルは比較的サイズが大きいため、そもそも多数のトラックまたは複数のバンドを書き換える必要があり、書き込み増幅の問題は顕著ではありません。
  • 変更不可の書き込み専用:典型的な例は監視カメラです。継続に書き込みますが、途中のデータを変更することがありません。つまりこのような用途ではSMRの欠点が完全になくなります。
  • バックアップ用:バックアップ用HDDには容量が一番大事です。容量の大きいSMR HDDを使用すればHDDの枚数が減り、管理がしやすくなります。また、アーカイブ用も1度書き込めば滅多に変更しないし、変更しても大きな変更になりますので、SMRのデメリットはあんまり感じられません。

そもそもSMRは最初アーカイブハードディスクとして発売していました。

瓦記録は本当に悪いのか

SMRに対して、時代が進んでいるのにハードディスクの性能が下がった、技術が逆走している、最近のHDDを買ってはいけないなどの声もあります。

単純にHDDの技術として見ればSMRはHDDの記録密度を上げて、TB当たりのコストを下げる非常に良い技術ではあります。

問題は、メーカーがこのハードディスクをいかなる場面に適していると宣伝するべきではない

当初、SMRはArchiveシリーズのアーカイブ用ハードディスクとして販売されていました。
これは正しい、SMRの特徴と活用領域に合っているので、まさに適材適所です。
Seagate Archiveドライブ

しかし、その後は一般的な分野の製品、例えばBarracudaシリーズ(COMPUTEと書いてるのに)にもSMRを使用し始めました

Seagate Barracuda Compute Drive

メーカーがSMRはデスクトップにも適用できると主張して、ユーザーが真実を知らないままPC用として購入して、中にOSを入れる人も当然います。

結果はもちろんネット上によくあるレビューの通り「使い物にならない」「フリーズする」「ゴミ」

PC用と謳っていますが、そのSMRの特性を理解すればNAS用HDDだとわかるはずです。

SMRは賢い技術、ただし汎用的ではない

SMRは非常に賢い発明であり、ハードディスクの構造変更することなく密度と容量を増やし、価格を下げれました。
将来、HAMRなどの補助記録技術が普及しても、読み取りヘッドが書き込みヘッドより小さくできる限り、SMRの価値が変わりませんから、SMRがそのうち消える物ではないと思います。

高いIOPSを必要とするストレージについては、SSDに任せ、アーカイブは容量と連続アクセス速度に優れたSMR HDDに頼るのといったハードウェアの特性を理解したうえでの適材適所な使い方が大事です。

SSDといえば、最近出たQLCのSDDもSMRのHDDと同じく「買ってはいけない」「使い物にならない」という評価を受けているようです。自分はOSにQLCのSSDを使用しているので、次回の記事で説明、レビューをします。

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Synology DS218play NASにハードディスクを追加する https://hexgleam.com/jp/blog/add-drive-to-ds218play/ https://hexgleam.com/jp/blog/add-drive-to-ds218play/#respond Tue, 17 Mar 2020 13:17:41 +0000 https://hexgleam.com/jp/?p=663 最近、AmazonのタイムセールでSeagate 8TBハードディスクをポチって、自宅で2年間ほど運用したSynology DS218playに追加しました。

今まではシングルHDDで運用していましたが、これでようやくRAID1を組んで、データを守ることができるようになりました。

NAS

NAS(Network Attached Storage)といえば、2020年現在では殆どの方が少なくとも聞いたことはあると思います。

念のため簡単に説明すると、NASはファイルの保存と共有機能を提供する自宅LAN上のファイルサーバー的なもので、ファイルアクセス以外に動画などのデコードと再生機能をサポートしているものも多いです。

もちろん、必要があればポートフォーワードなどの設定をして、自宅外からインターネットを経由してNASにアクセスすることもできます。

自分がNASを選んだ時の考え

自分は2年ほど前に、初めてのNASとしてSynology DS218playを導入して、主に動画・音楽再生やPC上のファイルのバックアップと共有に活用しています。
synology ds218 play実はわざわざ製品化されたNASキットを買わなくても、古いPCやサーバーもNASとして使えます。

自分も最初はこのようなCPU付なmini-ITXマザーボードでNASを自作するつもりでした。

後でよく調べたら、SynologyやQNAPのNAS製品にはPCベースの自作NASにないいくつかの大事なメリットがあります:

NASキットに含まれているのはハードウェアだけではありません

目に見えてるのはNASの箱ですが、実はNASキットの真価はハードウェアではなく、付属のソフトウェア環境にあります。

SynologyでもQNAPでも、NASキットを購入すればまずNAS用のOSが付いていて、ブラウザーで簡単にアクセスできます。
さらにスマホやタブレットでNAS上の動画を再生するアプリNAS上の音楽ファイルをUSB DACに流すアプリスマホのファイルをバックアップするアプリなどWindows、Android、iOS全プラットフォームに対応する数十種類のアプリが利用できます。

確かに値段とハードウェアのスペックから見るとNASキットは割高なイメージですが、ハードウェアのスペックだけではなく、トータル的な使いやすさを買うのは正しい考え方だと思います。

省電力

NASキットは専用基板とARMベースのCPUを使用しているため、通常のPC構成より省電力です。NASは性質上サーバーになりますので、長時間稼働を考えると電気代で初期コストを回収することも十分可能です。
特にテレビやタブレットにストリーミング動画再生をするなら、一部動画再生を考慮したNAS(DS218playも名の通りこれにあたります)がハードウェアアクセラレーションをサポートするプロセッサを採用しているので、PC向けの汎用x86 CPUより遥かに効率的です

当時の自分も主に以上の2点を考慮したうえで、ストリーミングメディアの再生のニーズに合うSynology DS218playを選択しました。

通常版のDS218やホットスワップをサポートするDS218+,それに廉価版のDS218jもありますが、

DS218playは名の通りストリーミングメディアの再生用に最適化されており、4KリアルタイムトランスコーディングとUSB DACをサポートしていて、自分にはピッタリです。

ハードディスク追加

NASを導入してから今までの2年間は1台の6TB HDDを入れて運用していました。

RAID1を組まずに1台で運用していた理由は主にこちら:
バスタブ曲線
この図はバスタブ曲線(Bathtub Curve)と呼ばれ、ほとんどの電子機器がライフサイクル中の各時期で故障する可能性を表しています。

  • 使用の初期段階では、部品の欠陥や組み立ての不備などがあるため、故障率が高く、所謂初期不良。
  • 初期の不良がなければ、デバイスが設計通りに動作していきますので、故障率が低い。
  • 製品の寿命の終わりに、さまざまな部品にガタが出始めて、故障率が急上昇します。

新品のハードディスクが初期不良でなければ最初の間は故障するリスクが低いのと、最初の頃はNASに上げるデータも少ないので、しばらくの間はHDD1台でも耐えられると思って、最初は1台だけ入れてこのハードディスクの寿命の半ばまではそのまま使うと決めました。

*重要なデータがあるならそうしない方が良いです

同じハードディスクを同時に入れるのは危険です

NASキットを買ったら、同じブランド、同じ型番のHDDを一緒に複数台購入しがちですが、それは危険です。
同じモデルのハードディスクは全く同じ構造、同じ弱点を持っているため、近い期間中に連続で故障するリスクが高いです。RAIDを組んでも、1台のハードディスクに障害が発生すると、他の個体もそろそろ寿命ですので、RAIDのリビルドに耐えられず、データを失う可能性が高い。
異なるブランド、異なるモデルのハードディスクを使用するか、同じモデルのハードディスクを一定の時間間隔を開けて投入することが無難です。

ST8000DM004

今まで使用していたSeagateの6TB HDDはNASにより定期的にS.M.A.R.T.テストが行われ、結果が完全に正常ではありますが、さすがにもう2年間使用していたので、もう1台を追加してRAID1を組むことを決めました。
今回購入したのは2020年現在TB当たり一番安いSeagateのST8000DM004

使用中のHDDのモデルは当時一番TB単価が安かったST6000DM003です。1世代の差があるようですが、両方ともSMRであるので、大した違いはないと思います。

ちなみに自分は用途に合わせてSSD、7200rpmのCMR HDD,そして5400rpmのSMR HDDを使い分けしますので、SMRがとにかく悪いという理由のない偏見はありません。

SynologyハイブリッドRAID

ハードディスクを追加したら、NASにログインして、手動で新しいHDDをストレージプールに追加する必要があります。

  1. 「ストレージマネージャー」を起動して、HDDを追加したいストレージプールを選択します。
  2. 「ハードディスクの追加」を選択して、ボタンで追加します。
  3. 既存HDDと新しいHDDの同期が始まります、所要時間はデータ量によって変わりますが、大体は1日ぐらいかかります。

ストレージプールは従来のRAID1以外にSynology独自のSHR(Synology Hybrid RAID)モードも利用できます。SHRは容量の異なる複数のハードディスク上で同じサイズのブロックを切り出して、ブロックごとにRAIDを組むことで容量の無駄を減らします。
synology hybrid raid
ただし、2ディスクモデルだと恩恵があまり感じられないので、今回は従来のRAID1にしました。

RAIDリビルドについて

ストレージプールにディスク追加、または交換したら、既存のデータを新しいハードディスクにコピーされて、同時に各ハードディスク上のデータの整合性も検証されます。この過程はRAIDリビルドと言います。

コピーと検証の速度が100MB/sであると仮定すると、5TBのデータを処理するには約14時間かかります。この期間中はハードディスクがずっと読み書きし続けるので、かなり大きな負担がかかっているといえます。

故に、先ほども触れていましたが、同じロットのハードディスクを使う場合、寿命がほぼ同時に来るので、1台が故障して交換したらリビルド中に2台目の故障個体が出てリビルド失敗になる可能性が非常に高いです

同時に複数台のHDDを導入したら異なる型番のものを使った方が良いでしょう。

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無料CDN(Cloudflare無料プラン)を利用してサイトのセキュリティと表示速度を改善 https://hexgleam.com/jp/blog/use-cloudflare-cdn/ https://hexgleam.com/jp/blog/use-cloudflare-cdn/#respond Sat, 14 Mar 2020 01:46:37 +0000 https://hexgleam.com/jp/?p=647 この記事ではCloudflareの無料CDNプランを利用してサイトのセキュリティと表示速度を改善する方法を紹介します。

CDNとは

CDN(コンテンツ配信ネットワーク)は、分散Webコンテンツプロキシサービスです。

CDNサービスの提供者が利用者のWebサイト上の静的コンテンツを世界中の高速ノードに配布し、サイトにアクセスした人に最も近いノードからこれらのコンテンツを提供することで、サイト表示速度を高速化します。

また、CDNを利用すると一部静的な内容はCDNのサーバーからユーザーに提供しますので、表示速度が向上するだけでなく、サーバーのネットワーク帯域とIOリソースの節約にもなります。

さらに、CDNは元のサーバーのIPを隠すことができるため、外部攻撃からサーバーを守る効果もあります。

世の中には多くのCDNサービスプロバイダーがありますが、この記事では私が実際に使用しているおそらく業界で最も有名なCloudflareを紹介します。
今ご覧になっているこのページもCloudflareのノードから配信されたものです。

Cloudflareを利用する

Cloudflareには、基本的なCDNおよびキャッシング保護機能を提供する個人ユーザー向けの無料プランがあります。
アカウントを作成してログインした後、案内に従って自分のドメイン名を追加し、無料プランを選択して諸々の初期設定を行えばすぐ利用可能です。

CloudflareのDNSサービスを使用する

Cloudflareサービスを使用するには、まずはドメインのDNSをCloudflareに変更します。
ネームサーバーをcloudflareに設定

クラスAレコードを追加する

次に、DNSレコードを追加します。
まず最初に追加するのは、ルートドメインのクラスAつまりIPv4レコードです。
cloudflareにレコードを追加
最後のプロキシボタンはプロキシとDNSのみの2つの状態があります。

  • proxied:このレコードへのアクセスはcloudflareのプロキシサーバーを経由します。Cloudflareの高速化、セキュリティ対策を利用するにはプロキシボタンをこのモードにする必要があります。
  • DNSのみ:cloudflareのDNSサービスのみを使用し、CDNの機能は一切使用できません。サーバーメンテか、もしくは一部のサブドメイン認証に使えます。

wwwありとwwwなし両方をサポートします。

wwwなしのURLを利用しても、wwwなしの方はDNSエラーにならないように、CNAMEレコードを設定したほうがいいです。
www CNAMEを追加
ただし、SEOの面を考えると、wwwあり、なし両方を追加してもそのまま2種類のURLでコンテンツを提供してはいけません。
サーバー側でリダイレクトを設定して、こちらか片方に統一する必要があります。

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config 301 redirect in nginx

CloudflareをDDNSとして使用する

上記のDNSレコードを手動で設定する方法は静的IPを入力しますので、自宅サーバーなど、ダイナミックIPを利用している人には不向きです。

更新スクリプト

ダイナミックIPを利用する場合はCloudflareのAPIを利用してIPレコードを自動更新スクリプトを作成して、cronで定期的に実行することがおすすめです。
公式ドキュメントはこちら。
https://api.cloudflare.com/

Githubにも有志が作成した更新スクリプトがゴロゴロがりますが、自分がいろいろテストした結果、追加ソフト不要で2020年3月現在正常に動作できるのはこちらです。
https://github.com/yulewang/cloudflare-api-v4-ddns/blob/master/cf-v4-ddns.sh

スクリプトに自分のCloudflare APIKey、ユーザー名、ドメイン名、DNSレコード名を入力するだけです。

cronタスク

crontabに更新タスクを追加して、1時間ごとにスクリプトを実行します。サーバーのIPアドレスが変わってないときは更新リクエストをしないので、もっと頻度を高くしても問題ないと思います。

sudo crontab -e

0 * * * * / home / [ユーザー名] /cf-v4-ddns.sh

最後は適用するためにcrontabの再起動をお忘れなく!

sudo service cron restart
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Nginxにリダイレクトを設定してURLのwwwあり・なしを正規化 https://hexgleam.com/jp/blog/url-normalization-and-nginx-redirect/ https://hexgleam.com/jp/blog/url-normalization-and-nginx-redirect/#respond Thu, 12 Mar 2020 05:14:57 +0000 https://hexgleam.com/jp/?p=618 ウェブサイトのURLをwwwありwwwなしのどちらにしても構いませんが、どちらか1つにすべてのアクセスを統一したほうがSEOに有利です。 この記事ではNginxのリダイレクト機能を利用して、wwwのありなし及びhttp/httpsを1つのURLに正規化する方法を紹介します。

Nginx設定ファイルにあるserver block

NginxのコンフィグファイルではこのようなコードでHTTPサーバーを定義します。

server {
    listen 80 default_server;
    server_name example.com;
    ...
}

これは1つのサーバーブロックと言い、個別のドメインに対する設定はほとんどのこのブロック内で行います。

HTTPをHTTPSにリダイレクト

以前のLNMP環境セットアップの記事では、デフォルトのサーバーブロックを改造して、example.comドメインの80ポートに応答するサーバーを実装しました。つまりhttp://example.comがアクセスできるようになりました。

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その次の記事で、certbotを利用してHTTPS対応を導入したため、HTTPS用の443ポートを応答するサーバーブロックが追加されます。

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無料SSL証明書を利用して簡単な設定で自動的にサイトをHTTPS化
server {
    server_name example.com;
    ...
    listen 443 default_server;
    ...
}

これでhttps://example.com もアクセスできるようになりました。 ただし、これだとhttpとhttps両方がアクセス出来てしまいますが、Googleが完全HTTPSかすることを推奨しているので、HTTPでのアクセスもHTTPSに「誘導」できた方が望ましい。 その「誘導」の設定はリダイレクトと言います。

Certbotを利用してHTTPSを導入するとき、HTTPをHTTPSにリダイレクトするかと聞かれますので、その場でリダイレクトすると選択すれば勝手に以下のリダイレクトコードが追加されます。(しなかった場合は手動で追加しても問題ありません。)

server {
    listen 80 default_server;
    server_name example.com;
    ...
    location / {
      # Redirect all HTTP requests to HTTPS with a 301 Moved Permanently response.
      return 301 https://$host$request_uri;
    }
}

要はHTTPの80ポートからのアクセスをhttps付きのバージョンに書き換えて、301コードと共にクライアントのブラウザーに送信します。 301は「永久的に新しいURLに移動した」という意味ですので、クライアントのブラウザーは301で返してきた新しいHTTPSのURLにアクセスし直します。

wwwありのURLをwwwなしにリダイレクト

HTTPをHTTPSにリダイレクトすると同じように、wwwありのURLを受け付けるサーバーブロックを作成して、301リダイレクトを利用してwwwなしのURLにリダイレクトします。

server {
    server_name www.example.com;
    return 301 $scheme://example.com$request_uri;
}

逆に全部wwwありの方にリダイレクトする方法も同じです。

二つのリダイレクトは併用できますので、例えばhttp://www.example.comでアクセスした場合、まずはhttp://example.comにリダイレクトして、あとはさらにhttps://example.comにリダイレクトすることになります。

リダイレクト以前、まずwww付きのURLでアクセスできるようにwwwのCNAMEレコードをDNSに追加する必要がありますので、ご注意ください。

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CDN content delivery network

リダイレクトせずに、wwwありとwwwなしのURLを同時にサポートします

リダイレクトせずにwwwありとなしを同時に使うことも可能です。もし両方が同じサイトにしたい場合は1つのサーバーブロックに併記します。

server {
    ...
    server_name example.com www.example.com
    ...
}

別々のサイトにすることも一応可能です。

server {
    ...
    server_name example.com

    # Site A
    ...
}

server {
    ...
    server_name www.example.com

    # Site B
    ...
}

ただし、wwwありなしを同時にサポートすると、サーチエンジンに2つの内容の同じサイトだと認識される可能性がありますので、SEOの面では不利ですし、ユーザーにとっても統一感がなく、覚えにくいサイトになりかねないので、お勧めできません。

wwwありとなしを別々のサイトにすることも可能ですが、wwwがただ習慣上インタネットに公開するサイトのURLにつくものだけで、それでサイトを区別するのはよろしくありません。別々のサブドメインでサイトを運用したいならそのサイトの趣旨に合わせて、blog.example.com, shop.example.comのようなサブドメインが望ましい。

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