IPoE speed

一番安いv6プラス対応ルーター IO-DATA WN-AX1167GR2 を検証

IPv6オプションをフル活用するために

自宅の光回線はBIGLOBE光を契約しています。
BIGLOBEには無料で使える「IPv6オプション」というサービスがあり、申し込めば無料で自宅にIPv6接続環境を提供してくれます。
自分も結構前から「IPv6オプション」を申し込みましたが、ずっとIPv6ブリッジ(パススルー)のみの形でIPv6を利用していました。

関連記事

前回の記事でipv4 PPPoEによる接続をセットアップしました。 ipv4アドレス枯渇の状況を踏まえて、2019年現在大半のプロバイダーがipv6の接続オプションを無料で提供していますし、市販のルーター、PC、スマートフォンなどもほとんど[…]

cisco router configuration

ただし、この形だとIPv6対応のサイトしかIPv6の恩恵を受けられず、残念ながら2020年現在でもIPv6に対応しているサイトがまだまだ少ないです。
この問題のために、MAP-EDS-LiteなどいくつかのIPv4通信をIPv6に載る技術が存在して、NTTの「IPv6プラス」とBIGLOBEの「IPv6オプション」がMAP-Eという仕組みを利用しています。
自宅の回線はIPv4 PPPoEよりIPv6 IPoEのほうが十倍、混雑時に百倍も及ぶほど速度が出ると分かっていたので、IPv6オプションをフル活用しないと思いますが、現在手持ちのルーターがMAP-E非対応のため、対応ルーターを新規購入しなければなりません。

BIGLOBE公式対応ルーター

特許回避のためか、BIGLOBEの「IPv6オプション」はNTTの「IPv6プラス」と微妙に違うらしく、すべてのMAP-E対応端末が「IPv6オプション」にも対応するとは限らないようです。
罠を踏みたくないので、まずは公式サイトで対応ルーターのリストを確認しました。
中で市場でよくみられ、スペックも納得できるものは:

一番安いものを選びました

対応品はそれなりにありますが、Wifiが1000+Mbpsに対応しても光回線そのものがそこまで速度出ないし、そもそも買う原因はIPv6オプションのMAP-E機能を使いたいから、「IPv6オプション対応」しか求めないので、対応リストの中で一番安いものを選択しました。

IO-DATA WN-AX1167GR2

I-O DATA WiFi 無線LAN ルーター ac1200 867+300Mbps IPv6 フィルタリング デュアルバンド 3階建/4LDK/返金保証 WN-AX1167GR2/E
アイ・オー・データ
Amazonから3000円ちょいの価格で購入。
白黒印刷のシンプルな段ボール箱の中にカラー印刷のマニュアルが多すぎるほど入ってるのはちょっと面白い。
WN_AX1167GR2 説明書

アンテナ内蔵式で縦置き、横置き共通で使える円形スタンドが付属していて、壁掛けも可能です。自分は縦にしてPCのスピーカー上に置いています。
WN_AX1167GR2
スペック面は「IPv6プラス」「IPv6オプション」対応はもちろん、4つの有線Giga対応LANポート、最大867Mbpsの2.4GHz 5GHz両対応WiFiが備えており、安いとはいえ必要十分なスペックです。
ほかにセキュリティフィルタリング、端末認証、ペアレントコントロールなどの機能もありますが、自分にとってはいらないので、これらの機能も削ってもっと安くした製品があればうれしいと思います。

唯一ちょっと残念な点

LAN側のサブネットマスクは255.255.255.0固定という点が唯一ちょっと不便かもと思うところです。
自宅のネットワークはちょっと複雑な構造となって、サーバーを公開するためにIPv4 PPPoEとIPv6 IPoEを併用しなければなりません。
本来ならこのルーターをもう一つのゲートウェイとして使い、自宅のメインルーターと同じLANに設置する予定でしたが、メインルーターのLANは/16サブネットですので、このルーターが/24固定ならサブネット分離したまま運用することにしました。

関連記事

IPoE接続を導入 前の記事で紹介した通り、混雑時のインタネットを高速化するために、我が家にはIPv4通信もIPv6-IPoE経由で行えるv6プラス(MAP-E)接続に対応するルーターを導入しました。 通常のユーザーならここで快適なインタネ[…]

IPoE and PPPoE

とはいえ、ほとんどのユーザーはデフォルトの構成で使いますので、固定サブネットマスクは通常運用には影響がありません。

ルーターの設定

PCを付属のLANケーブルでルーターのLANポートに接続して、ルーターの電源を接続すれば初期設定ページが自動的に表示され、案内に従いステップバイステップでやればすぐ完成です。

IPv6オプション

IPv6オプションを利用するにはインタネットへの接続方法を「IPv4 over IPv6(MAP-E)」にするだけです。
これで終わり:
WN_AX1167GR2 MAP-E
PPPoEに使っていたユーザー名とパスワードは不要です、本当にワンクリックだけでインタネットに繋がります。

WiFi

WiFi機能はデフォルトでONになっています。何もしなくてもルーター本体のシールに書かれているSSIDとパスワードで接続できます。
SSIDの変更やパスワードの変更も通常のルーターと同じですので、特別に言うものではありません。

ネットフィルタリング

このルーターにはネットフィルタリング機能があり、最初から5年間の使用ライセンスがついています。
WN_AX1167GR2 フィルタ設定
まだ、特定の機器の使用時間も制限できるペアレントコントロール機能もあります。
WN_AX1167GR2 ペアレントコントロール

主に子供むけですので、子供育ちの家では活用できるかもしれません。

使用感想

まずは回線速度
WN_AX1167GR2 通信速度
混雑時でもこれほど出ればもう申し訳ないでしょう。ちなみにPPPoEだと数Mbps程度。IPv6で早くなる理由、PPPoEとIPoEの違いはこちらの記事で説明しています

WiFiについて自分は木造戸建ての2階の隅っこに置いていたにも関らず、1階対角にある部屋でも電波が満点ですので、接続性はまず問題ないでしょう。
速度は5GHzで最大867Mbpsと、1300Mbpsや1733Mbpsと謳っている高級品に比べれば劣ると見えますが、そもそもおおもとの光回線そのものが数百Mbpsしかないので、WiFiだけが早くなっても仕方ないし、
ぶっちゃけスマホはせいぜい動画を見るぐらいで、数十Mbpsがあれば十分だと思います。

外観のデザインやインテリア性も格好いいとは言えないが、小さめのサイズと落ち着いた色が〇。

フィルタリングとペアレントコントロールなどの機能は利用していないので、評価しません。

全体的には限られたコストを本当に必要なところに使ったイメージで、高級品と比べれば劣る面がありますが、自分は「豪華フルセット」的なものよりこのような商品が好きです。

I-O DATA WiFi 無線LAN ルーター ac1200 867+300Mbps IPv6 フィルタリング デュアルバンド 3階建/4LDK/返金保証 WN-AX1167GR2/E
アイ・オー・データ